畳の処分方法まとめ
畳のおすすめ処分方法5選|処分費用や捨てる際の注意点を詳しく解説
古くなった畳の処分をどうするべきか悩んでいませんか。
畳の色が変わったり、畳からフローリングへリフォームしたりなど、畳がいらなくなることもあるでしょう。そのまま放置すると腐って部屋が汚れる原因になります。
この記事では、いらなくなった畳の処分方法や費用について詳しく紹介します。
畳をすぐにでも処分したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
畳替えの方法と寿命の目安
まずは、畳の寿命を紹介します。畳は状態に応じて「裏返し・表替え・畳替え」をおこなうのが基本です。それぞれの方法で畳はいつまで使えるのか、どれくらいで処分すれば良いのかわからない方は確認していきましょう。
裏返しは新品から3~4年程度
裏返しとは、畳表をそのまま裏返して使用することです。
日焼けなどで変色をした場合に、きれいな面を表側にすることで使えるようになります。購入から3〜4年程度なら、深い部分まで傷がついていないため、この方法は有効です。
ただし、状態によっては裏返しが難しいことを覚えておきましょう。
表替えは新品から4~6年程度
表替えとは、畳表と緑を新しいものに交換することです。
畳表が傷んでいる場合に適している方法です。裏返しをしていない状態なら6年程度の寿命が見込めますが、裏返しをしていると4年程度が交換目安となります。
表面のい草が新しくなるため、新品の畳の香りが広がるでしょう。
畳の新調は10~15年程度
新調とは、古い畳を処分して、新しい畳に入れ替えることです。
裏返しや表替えをした畳は、寿命が近づいています。購入から10〜15年程度が交換目安ですが、以下のような状態になったときは畳の新調を検討しましょう。
- 畳表が波打っている
- 畳同士の間の隙間が目立ってきた
- 畳の弾力性がなくなり歩くとブカブカする
- 畳がカビ臭い
新畳はメンテナンスをきちんとおこなえば、20〜30年以上使い続けることもできます。
いらなくなった畳の処分方法5選
古くなったりフローリングに張り替えたりなどで畳を処分する機会もあるでしょう。ここでは、いらなくなった畳を処分するための方法を5つ紹介します。
畳屋に引き取ってもらう
畳を新調する場合は、畳屋さんに引き取ってもらう方法があります。
新しい畳に張り替える際は、そのまま回収してもらうのがスムーズです。畳屋さんによっては無料で引き取ってもらえる可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。
また、処分のみの場合は対応してもらえるかは畳屋さんによって異なります。
畳を切って可燃ごみに出す
畳の処分費用を抑えるなら、畳を細かく分解して、可燃ごみに出す方法があります。
ただし、可燃ごみとして出せるまで切り刻むには、電動のこぎりなど専門工具が必要です。手間も時間もかかるため、あまり現実的な方法ではありません。
処分する畳の量が多いと回収してもらえないケースもあり、注意してください。
粗大ごみとして処分する
畳をそのままの状態で捨てるなら、粗大ごみとして処分する方法があります。
住んでいる地域によりますが、畳一枚あたり500〜1,000円ほどで処分可能です。自治体によってごみの出し方にルールがあるためきちんと守りましょう。
また、粗大ごみとして出せる畳の枚数が決まっている地域もあります。
不用品回収の業者に依頼する
畳をすぐに処分したい場合は、不用品回収業者を利用する方法があります。
畳を粗大ごみとして回収してもらうとなると、決められた日時に出さなければなりません。不用品回収業者なら日程を気にすることなく電話一本で回収してもらえます。
畳の処分に手間や時間をかけたくない方は、不用品回収業者がおすすめです。
リサイクル業者に処分を依頼する
畳を可燃ごみとして燃やすのではなく、再資源化の方法もあります。
畳に使われている素材は、肥料や代替燃料として再資源化が可能です。捨てられた畳を100%再資源化している業者も存在するので、検討してみると良いでしょう。
ただし、リサイクルに対応している業者が少ないため、地域によっては難しいです。
畳の処分費用はいくらかかる?
実際に、畳を処分する際の費用はどれくらいかかるのでしょうか。できるだけ安く処分するためにも、ここでは畳の処分費用の目安について紹介します。
畳の素材によって異なる
畳の処分費用は素材や大きさによって異なります。
天然のわらなどで作られた「本畳」と、人工素材が入った「樹脂加工畳」があります。樹脂加工畳は耐久性に優れており、処分費用も本畳と比べて安くなることも。
まずは、処分したい畳はどの素材で作られているのかを確認しましょう。
畳の素材によっては処分を断られることも
樹脂加工畳は処分費用が安くなる一方で、処分を断られることもあります。
一般家庭のごみとして処分する場合は回収してもらえる可能性が高いです。それに対して、事業所などで使用していた樹脂加工畳は回収不可となることもあるでしょう。
業者に依頼する場合は、事前に回収してもらえるかどうかを確認しておきましょう。
畳を処分する際に気を付けたい注意点
畳を処分するのに手軽なのが業者に依頼する方法です。それでは、業者に畳の処分を依頼する際は、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
畳が濡れた状態で処分しない
「どうせ処分するなら、畳の状態は気にしない」と思っていませんか。
畳が濡れたままだと、通常の畳よりも処分が大変なため、処理費用が高くなるのが一般的です。また、状態によっては回収を拒否される可能性もあり注意が必要です。
水分をとってから捨てるのはもちろん、家の外に放置するのは避けましょう。
台風などの浸水被害で使えなくなった畳は、災害ごみとして無料で回収してもらえます。
業者に依頼するなら出張費や追加料金を確認しよう
不用品回収業者によっては出張費や追加料金が必要なケースもあります。
畳の処分費用だけでなく、トータルでいくらになるのか見積もりを出してもらいましょう。費用が追加されて、想定していたよりも高額になるかもしれません。
作業後に追加料金を請求されるなどのトラブルを避けるためにも確認してください。
畳の回収事例
長野県東御市にある三井金属では、ご自宅にある不用品の回収をおこなっています。
ここでは、過去に持ち込みや回収で引き取った畳の事例を紹介します。
上田市の回収事例
上田市に在住の方が、不要になった畳をお持ち込みされたケースです。
新しい畳の張り替えをされたということで、弊社のサービスをご利用いただきました。三井金属では、メールや電話だけでなく、LINEでのお問い合わせも受け付けています。
小諸市の回収事例
小諸市に在住の方が、エコスタンドにお持ち込みされた畳です。
三井金属では手軽に利用できるように、無料でオートマ仕様の軽トラックを貸し出しています。持ち込み以外にも、ごみ処理のエキスパートがお伺いする回収もおこなっています。
まとめ
畳は新品で10〜15年ほどの寿命があり、処分方法を知っておくと便利です。
処分する畳が少なければ自治体での回収がおすすめですが、畳の枚数が多く、手間や時間をできるだけかけたくない方は、不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
業者を利用する場合は、事前に見積もりを取るなど金額を確認しておきましょう。
畳を処分するなら三井金属におまかせください!
長野県で畳の処分をお考えの方は、三井金属におまかせください。
三井金属は1956年の創業からリサイクル事業を展開してきました。一般のお客さまでも気軽に利用できるようにサービスも充実しています。
- ご家庭の不用品を持ち込める「エコスタンド」
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