倉庫内や納屋の隅で長年放置されている農機具はありませんか。

トラクターや草刈り機といった大型の農機具は、農業を引退するなどの理由で使うことがなくなり、処分に困っているという方も少なくないでしょう。

また、遺品整理などで納屋ごと撤去してしまいたい方もいるかもしれません。

この記事では、古い農機具をなるべく手間をかけずに処分する方法を紹介します。すぐにでも手放したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

農機具は粗大ごみとして処分できない

農機具を粗大ごみ回収サービスの対象にしている自治体はありません。

農機具は分解するのに専門知識が必要な「適正処理困難物」に該当します。

大型・小型に関係なくバッテリーやエンジンが搭載されており、専門の技術を持った人が分解する必要があります。そのため、農機具を粗大ごみとして処分することは困難です。

コンバインやトラクターといった大型の農機具だけでなく、耕運機などの小型の農機具も対象外です。農機具は簡単に処分ができないことは覚えておきましょう。

古い農機具の処分方法4つ

不要になった農機具は親戚や知人に譲渡する方法もあります。しかし、周囲に農機具を必要としていない人がいる場合もあるでしょう。

ここでは、古くなった農機具を処分する4つの方法を紹介します。

新しい農機具を買い替える際に下取りに出す

まずは、新しい農機具を購入する予定があれば、下取りに出す方法です。

現在使用している農機具が故障したり、経年劣化による不具合が出たりした場合におすすめです。下取りなら、搬出費や輸送費などを負担してもらえることもあります。

ただし、農機具は需要が少ないため販路が狭く、競争が起こりにくいのがデメリットです。そのため、高額な下取り価格はあまり期待できないでしょう。

地元の農協に処分を依頼する

地元のJA（農業協同組合）に買い取ってもらう方法もあります。

農家を広くサポートする農協は、農家にとって身近な存在ではないでしょうか。地元の農協からスタッフが農機具の査定に来てくれるので、簡単に処分できます。

ただし、下取りと同様に買取価格は低くなりがちです。地域内でも需要のない中古の農機具は、やはり査定額が抑えられてしまうため注意してください。

スクラップ業者に解体・引き取りしてもらう

壊れた農機具ならスクラップ業者に引き取ってもらう方法もあります。

スクラップとは、農機具を解体して鉄くず化することです。農機具としての役目を終えていても、資源としての価値はまだ残っているかもしれません。

ただし、スクラップ業者に依頼すると、使える部品が残っていても、一律に解体・破壊されます。また、回収サービスをおこなっておらず、自分で持ち込む必要があります。

農機具の買取業者に売却する

状態の良い農機具であれば、買取業者に売却する方法があります。

農機具を専門に取り扱う買取業者であれば、壊れた農機具や部品の買取にも対応してもらえます。人気の機種なら、高額で売却できるかもしれません。

また、リサイクルショップなどでも農機具を買取してもらえるでしょう。ただし、専門業者のように知識がないため、状態によっては買取価格がつかないこともあります。

手間なく農機具を処分するなら不用品回収業者が便利

農家の引退や身内の遺品整理で農機具を処分した方も少なくないでしょう。そうなると、大量の農機具を処分する必要があり、先に紹介した方法では手間がかかるかもしれません。

手間なく農機具を処分したいなら、不用品回収業者の利用を検討してみてください。

不用品回収業者に農機具の処分を依頼するメリット

不用品回収業者に農機具の処分を依頼すれば、すぐに手放せます。自分で持ち込むのが難しい場合でも、自宅など農機具があるところまで回収に来てくれるので安心です。

問い合わせや見積もりもスマホ一つでおこなえるのも大きなメリットでしょう。

もちろん処分費用はかかるものの、一律料金をとっている業者がほとんどです。一部ではトラブルも報告されていますが、許認可を持っている業者であれば問題ありません。

運搬の手間を省けることからも、不要な農機具をサクッと処分できます。

農機具をまとめて処分したい人にもおすすめ

「農業関連の一式をすべて処分したい」「遺品整理でその他の不用品もある」など、農機具だけでなく、さまざまな不用品の処分を検討している方もいるでしょう。

不用品回収業者なら、農機具に限らず、さまざまなごみの回収をおこなっています。そのため、手間をかけずに身の回りの処分をすることができます。

引越しや遺品整理をする際は、不用品回収業者への依頼を検討してみてください。

農機具の回収事例

長野県東御市にある三井金属では、ご自宅にある不用品の回収をおこなっています。

ここでは、過去に持ち込みや回収で引き取った農機具の事例を紹介します。

上田市の回収事例

上田市在住の方から、使わなくなった農機具の引き取りを依頼されたケースです。

三井金属では農機具に限らず、家具・家電などの粗大ごみも処分を承っています。「大きくて一人では運び出せない」といった場合でも、スタッフが引き取りに伺います。

小諸市の回収事例

小諸市在住の方が、農業用ビニールごみをお持ち込みされたケースです。

一般のお客さまでも気軽に不用品を持ち込めるエコスタンドを用意しています。ご自宅で処分に困っている農業関連のごみがあれば、三井金属までご相談ください。

まとめ

事業用として使う農機具は自治体の粗大ごみとして出せません。

また、下取りや買取など処分方法はさまざまですが、他のものと一緒に処分するなら不用品回収業者がおすすめです。処分費用はかかるものの、手間をかけずに捨てられます。

自宅まで回収しに来てくれるので、ぜひ利用してみてください。

農機具を処分するなら三井金属におまかせください！

長野県で農機具の処分をお考えの方は、三井金属におまかせください。

三井金属は1956年の創業からリサイクル事業を展開してきました。一般のお客さまでも気軽に利用できるようにサービスも充実しています。

• ご家庭の不用品を持ち込める「エコスタンド」
• 専門スタッフがご自宅へ伺う「ごみの回収」
• 自治体の回収が間に合わなくても安心の「家庭ごみ定期回収」
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不要になった農機具はもちろん、ご家庭のさまざまなごみを回収いたします。

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