車のバッテリーの処分にお困りではありませんか？「処分に費用はかかる？」「そもそも処分方法がわからない」とお悩みの方もいるでしょう。そこで今回は、車のバッテリーの処分方法や運搬時の注意点などについて詳しく解説します。無料の処分方法やお金に換えられる方法もあるので、自分に合った処分方法を選んでくださいね。

車のバッテリーは自治体では回収不可

車のバッテリーは「適正処理困難物」に分類されるため、基本的に自治体では回収してもらえません。

適正処理困難物とは、重くて簡単に運べないものや処分に危険が伴うものなど、適正な処分が難しいものを指します。車のバッテリーには処理の難しい鉛や硫酸が含まれることから、通常のごみ処理ができません。

車のバッテリー以外では、車のタイヤ・部品、グランドピアノや耐火金庫などが適正処理困難物に当たります。

このような適正処理困難物を誤って通常のごみに出してしまうと、不法投棄とみなされ5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が課せられる可能性もあります。正しい処分方法を確認して処分するようにしましょう。

さっそく、車のバッテリーの正しい処分方法を1つずつ解説していきます。

カー用品店に持ち込む

バッテリーをはじめ、車のパーツやオイルなどを取り扱う「カー用品店」の多くは、不要なバッテリーの回収も行っています。

車のバッテリーは回収後のリサイクルが可能なため、基本的に無料回収となります。店舗のスタッフにバッテリーを処分したい旨を伝え、引き渡しましょう。

ただし、店舗によっては「新しいバッテリーの購入と引き換えに」古いバッテリーの回収を行っている場合もあります。買い替えの予定がない方は、回収だけでも可能かどうか各店舗に確認しましょう。

ガソリンスタンドに持ち込む

ガソリンスタンドでも不要なバッテリーの回収を実施しています。給油のついでにバッテリーを処分できるので、手軽な方法といえるでしょう。

ガソリンスタンドも、カー用品店と同様に無料で回収してもらえる場合がほとんどです。

持ち込む場合は、フルサービスのガソリンスタンドがおすすめです。セルフのガソリンスタンドはスタッフの数が少なく、対応が難しい可能性があるからです。

店舗によっては回収を行っていない場合もあるので、事前に問い合わせてから持ち込みましょう。

不用品回収業者に回収・買取を依頼する

不用品回収業者に不要なバッテリーを回収してもらう方法もあります。業者に依頼すれば積み込みから運搬までまかせられるため、安全かつ簡単にバッテリーを処分できます。

また、バッテリー以外に処分したい不用品がある場合もまとめて回収してもらえるため、いらないものが一度に片付くメリットもあります。

デメリットは処分料金がかかる点です。しかし、業者によっては車のバッテリーが買取対象となる可能性があります。

バッテリーに含まれる「鉛」は、鉄やステンレス、アルミなどと同様に再生利用が可能な金属だからです。買取を希望する方は、金属の買取を行っている不用品回収業者を選びましょう。

注意点として、バッテリーが基準の重さに満たない場合は買い取ってもらえない可能性もあります。「5kg未満のバッテリーは買取不可」というように、買取できる重さの基準を定めている業者が多いからです。気になる方は、事前に買取の条件を確認しておきましょう。

不用品回収業者へ依頼する流れは以下の2ステップのみです。

① 電話やメール、LINEなどで不用品回収業者に問い合わせます。
回収が可能な日時・買取金額を確認しましょう。

②納得できたら回収・買取を予約します。

無認可の業者に注意！

不用品回収業者を選ぶ際は、無認可の業者を選ばないように注意しましょう。家庭から出るゴミを処分できるのは市町村から「一般廃棄物収集運搬業」の許可を受けた業者に限ると法律で決められているためです。

無認可の業者がゴミを不法投棄したり、高額な処理料金を請求したりするケースも報告されています。市町村からの許可を受けた業者は必ず許可証を持っているので、依頼する前に確認するようにしましょう。

バッテリー運搬時は液漏れ・発火に注意

車のバッテリーの中にある電解液は「希硫酸」という強力な酸化剤を含むため、運搬する際は注意が必要です。

運搬中にバッテリーが傾いてしまうと液漏れが発生し、皮膚のやけどや車の損傷につながる危険があるからです。運搬の際は、傾かないようにしっかりバッテリーを固定しましょう。万が一液漏れが起きた際は、素手で触らないようご注意ください。

また、バッテリーの電極部分がむき出しのまま運搬すると、車内にあるほかの金属と電極が接触し、発火する恐れがあります。

対策として、運搬する前にバッテリーの電極部分を必ず絶縁するようにしましょう。絶縁とは、電極保護用のカバーによって金属部分の電極を覆う処置のことです。

電極保護用のカバーは、バッテリー購入時に付属されている部品です。紛失してしまった場合はビニールテープなどでも代用できます。

このように液漏れ対策や電極の絶縁などを行っていても、事故のリスクはゼロとはいえません。自分で運搬するのが心配な方は、不用品回収業者の利用を検討しましょう。

車のバッテリーの3つの処分方法をメリット・デメリットで比較

処分方法のメリット・デメリットを比較検討し、希望に合った方法を選択しましょう。

	カー用品店に持ち込む	ガソリンスタンドに持ち込む	不用品回収業者に回収・買取依頼
メリット	・基本的に無料で処分できる ・バッテリーを買い換える場合もスムーズに処分できる	・基本的に無料で処分できる ・給油のついでに処分できる	・買取が可能ならお金に換えられる ・自分で運搬しなくて良いため安全＆簡単 ・ほかの不用品もまとめて処分できる
デメリット	・車で運搬、荷下ろしが必要	・車で運搬、荷下ろしが必要	・買取できない場合は有料処分となる場合もある

車のバッテリーを処分する方法まとめ

車のバッテリーを処分するには、以下の3つの方法があります。

・カー用品店に持ち込む
・ガソリンスタンドに持ち込む
・不用品回収業者に回収・買取を依頼する

「無料で簡単に処分したい」
という方はカー用品店やガソリンスタンドへの持ち込みがおすすめです。

「ほかの不用品もまとめて処分したい」
「安全かつ楽に処分したい」
という方は不用品回収業者の利用がおすすめです。

車のバッテリーの回収事例

長野県東御市にある三井金属では、ご自宅にある不用品の回収をおこなっています。
東御市、小諸市、立科町、上田市など幅広いエリアのお客様にご利用いただいております。

ここでは、過去に引き取った車のバッテリーの回収事例を紹介します。

小諸市の回収事例

小諸市在住の方に不要なバッテリーを当社の「エコスタンド」へお持ち込みいただきました。

処分しないまま倉庫などに眠っているバッテリーがございましたら、どうぞお気軽にお持ち込みください。当社ではオートマ仕様の軽トラックの無料貸出も行っております。

また、エコスタンドで処分手数料をお支払いいただくとTポイントが貯まります。
Tポイントカードをお持ちの方は忘れずにご持参くださいね♪

「バッテリーの運搬が不安」「多量の不用品がある」という場合はご自宅まで回収に伺わせていただきます。もちろん、不用品の量が少ない場合もお気軽にお声がけください。

不要な車のバッテリーの処分は三井金属におまかせください！

長野県で車のバッテリーの処分にお困りの方は、三井金属におまかせください。
当社では不用品の回収や金属の買取を行っております。

車のバッテリーは量によって買取の対象となります。
動作しないバッテリーも買取可能ですし、中の液を抜く必要もございません。

現在の買取価格が知りたい方はLINEからお問い合わせください。
※金属の不純物等の状態によっては買取できない場合もございます。

三井金属は1956年の創業からリサイクル事業を展開してきました。一般のお客さまでも気軽に利用できるようにサービスも充実しています。

・ご家庭の不用品を持ち込める「エコスタンド」
・専門スタッフがご自宅へ伺う「ごみの回収」
・自治体の回収が間に合わなくても安心の「家庭ごみ定期回収」
・遺品整理士がお手伝いする「終活・生前整理」

車のバッテリーの回収・買取はもちろん、その他の不用品もまとめて処分いたします。
まずはLINEからお気軽にお問い合わせください。

【LINEからのお問合せ方法】

①このページの下部にある「LINEでお問い合わせ」を押します。

② 三井金属のLINEアカウントが出てくるので「追加」を選択し、友達に追加してください。

③友達に追加したら「トーク」を選択し、「車のバッテリーの回収を依頼したい」「金属の買取価格が知りたい」などご要望に合わせて簡単なメッセージを送ってください。

不用品の写真を送っていただくと、処分手数料や買取価格などおおよそのお見積り金額を出すことも可能です。

④ 不用品の種類や量、回収日時などを打ち合わせさせていただき、予約完了となります！

「とりあえず話だけ聞きたい」という方も大歓迎ですので、ぜひまずはお問い合わせください。