不要となった水槽を捨てるにあたって「何ごみに出せばいいの？」とお困りではありませんか？「水槽の中に残った砂利や水などの処分方法がわからない」という方もいるでしょう。そこで今回は、水槽の大きさ別の捨て方や水槽の中身の処分方法などを詳しく解説します。

小型の水槽は不燃ごみに出す

自治体の指定ごみ袋に収まる小型の水槽であれば、「不燃ごみ」の日に出すことができます。ごみに出せる小型水槽の目安は、1辺が30cm以内のものです。

各自治体のごみ袋に入れ、地区ごとに定められた収集日に集積所へ出しましょう。

水槽の主な素材はプラスチックとガラスの2種類なので、基本的には不燃ごみに分類されます。

しかし、自治体によってはプラスチック製の水槽を可燃ごみに分類している場合もあります。各自治体で定められたルールをよく確認しましょう。

東御市の場合、プラスチック製の水槽は「容器包装以外のプラスチック」、ガラス製の水槽は「もやせないごみ（その他金物等）」に分類されます。

大型の水槽は粗大ごみに出す

指定ごみ袋に入らない大型の水槽は、粗大ごみに分類される場合がほとんどです。ちなみに東御市でも、50L程度のごみ袋に入らない水槽は粗大ごみとなります。

各自治体で水槽を粗大ごみとして処分する場合「ごみ処理施設への持ち込み」と「戸別収集」の2つの方法があります。

さっそく、それぞれの手順やメリット・デメリットを解説します。

ごみ処理施設へ持ち込む

自治体が指定するクリーンセンターなどのごみ処理施設に水槽を持ち込む方法をご紹介します。

この方法のメリットは、施設の受付日時であればいつでも持ち込める点です。引っ越しなどで処分をお急ぎの方にとっては便利な方法といえるでしょう。

その一方で、車への積み込みから運搬、荷下ろしまで自分で行わなければならないデメリットも。車の手配が難しい方は、自治体の戸別収集や不用品回収業者を利用しましょう。

【持ち込み処分の手順】

①処理施設の受付時間内に水槽を車に乗せて持ち込みます。
※事前予約が必要な施設もあります。

②受付を済ませたら、乗車したまま重量計に乗り、車を計量します。

③係員の指示に従って荷下ろし場所へ移動し、水槽を車から下ろします。

④再び車を計量し、水槽の重さに応じた処理手数料を支払います。

【料金相場】

重さ10kgにつき100円〜200円ほど

※東御市のクリーンセンターは20kgまで400円、20kgを超えた分からは10kgまでごとに200円がかかります。

施設によって細かいルールは異なります。事前に各施設や自治体のホームページをよくご確認ください。

搬入の際には、住所と本人確認ができる身分証明書の提示を求められます。忘れずに持参しましょう。

自治体の戸別収集を利用する

自治体の「戸別収集」を利用する方法をご紹介します。戸別収集とは、各自治体に申し込んで家の近くまで粗大ごみの回収に来てもらう方法です。

トラックへの積み込みや荷下ろしは作業員がおこなってくれるため、ごみ処理施設への持ち込みに比べて楽に処分できます。

ただし自治体に依頼する場合、室内からの運び出しには対応できません。自宅の外までは自分で運び出す必要があります。

また戸別収集のデメリットとなるのが、申し込みから収集まで1週間〜1ヶ月程度かかる点です。処分をお急ぎの方は、できるだけ日数に余裕を持って申し込みましょう。

【戸別収集の流れ】

①各自治体で決められている戸別収集の申し込み先まで、電話やインターネットから収集予約をします。

②コンビニなどの指定取扱店で処分手数料分の「粗大ごみ処理券」を購入します。
処理券に氏名や受付番号などの必要事項を記入し、水槽に貼り付けましょう。
※粗大ごみ処理券でなく現金で処分手数料を支払う場合もあります。

③予約した収集日当日の朝、自宅の前など指定された場所へ水槽を出します。

【料金相場】

1点につき300円〜1,000円ほど

料金や手順を詳しく知りたい方は、お住まいの自治体の担当課まで電話で問い合わせるか、ホームページなどを確認しましょう。

なお、東御市では粗大ごみの戸別収集は行っていません。ごみ処理施設への持ち込みや不用品回収業者など他の方法をご検討ください。

リサイクルショップで買い取ってもらう

まだ使える水槽であれば、リサイクルショップで買い取ってもらう方法もあります。状態がきれいなものや人気メーカーのものであれば3,000〜9,000円程度で高く買い取ってもらえる場合もあるでしょう。

水槽用のポンプや照明、クーラーといった付属品もセットで売却すると、査定額が上がりやすくなります。

リサイクルショップに水槽を持ち込む際のポイントは、事前に洗ってきれいに汚れを拭き取っておくこと。

ただし、洗剤を使って洗うのは基本的におすすめできません。水槽に残留した界面活性剤などが、生き物への悪影響となる場合があるからです。

水槽を洗う際は水やぬるま湯を使い、細かい汚れはスポンジなどで優しく落としましょう。

リサイクルショップでの買取の流れは次のとおりです。

【買取の流れ】

①各リサイクルショップの営業時間内に、店舗の買取窓口まで水槽を持ち込みます。

受付の番号札を受け取り、査定完了まで店内で待ちましょう。

②査定が終わると番号で呼ばれ、買取金額を伝えられます。

③金額に納得できれば買取契約書に記入し、契約成立となります。

※契約時には身分証明書の提示が必要となるため、必ず持参してください。

土日や祝日は店内が混み合い、査定完了まで長い待ち時間が発生する場合もあります。時間に余裕を持って行くようにしましょう。

不用品回収業者に回収を依頼する

不要な水槽を不用品回収業者に回収してもらう方法もあります。

この方法のメリットは、水槽以外の不用品もまとめて処分できる点です。水槽台やフィルターなどの周辺グッズや不要な家具・家電なども分別不要で回収してもらえます。

また自治体の戸別収集は申し込みから1週間以上かかる場合が多いですが、不用品回収業者なら最短で当日に回収に来てくれることも。

引っ越しなどで水槽の処分をお急ぎの方にとっては便利な方法ではないでしょうか。

なお自宅への訪問回収のほか、ごみの持ち込みを受け付けている業者もあります。持ち込みの場合は出張料金がかからないため、安く処分できますよ。

【回収までの流れ】

① 不用品回収業者に電話やメール、LINEなどで問い合わせ、回収が可能な日時を確認しましょう。

②予約した回収日に作業に立ち会い、処分手数料を支払います。

【料金相場】

3,000円〜（持ち込みの場合は、ごみの処分代のみ）

不用品回収業者は「トラック1台につき3,000円〜」というように、処分料金が定められています。

単品だと割高になるものの、複数の不用品を処分する場合は自治体よりお得に処分できることもあります。

無認可の業者に注意！

不用品回収業者を選ぶ際は、無認可の業者を選ばないように注意しましょう。

家庭から出るごみを処分できるのは市町村から「一般廃棄物収集運搬業」の許可を受けた業者に限ると法律で決められているためです。

無認可の業者が回収したごみを不法投棄したり、高額な処理料金を請求したりするケースも少なくありません。

市区町村からの許可を受けた業者は必ず許可証を持っているので、依頼する前に確認するようにしましょう。

水槽の中身は正しく処分しましょう

水槽を処分する際は、中身を空にする必要があります。ただし水や生きた魚、水草、砂利などを川などに流すことは禁止されているためご注意ください。

特に自然界に影響を与えるとされる特定外来種の魚は、放流すると法律違反となることも。

また鑑賞目的で生まれた改良品種の魚は、自然界では生きられない可能性が高いといわれています。川や海に放流することは絶対にやめましょう。

ここからは、水槽の中身別に適切な処分方法を解説します。安全に処分するためにも、ぜひチェックしてみてください。

【水】

水槽に入っていた水は、自宅のキッチンや洗面所のシンクに流す方法が一般的です。砂利などで排水口が詰まる恐れがあるため、排水口用のネットをつけるのを忘れないようにしてください。川などに流すと雑菌や水草によって自然への悪影響となるためご注意ください。

【砂利】

砂利は、ビニール袋などに小分けにし、数回に分けて不燃ごみなどに出します。注意点として、多量の砂利は自治体で処分できない「適正処理困難物」となる場合がほとんどです。砂利の量が多い場合は一度に捨てないようご注意ください。

【魚などの生き物】

生きている魚などの生き物をどうしても飼いつづけられない場合は、魚などを扱うペットショップやアクアリウムショップで引き取ってもらえる場合があります。お近くに店舗がない場合は、親族や友人で引き取ってくれる方がいないか確認してみましょう。

水槽の中身の処分方法に迷ったときは、お住まいの自治体に確認してみましょう。適切な処分方法を提案してもらえるはずです。

水槽の5つの処分方法を料金・手間・日時で比較

水槽の処分方法5つの料金、手間、日時をまとめました。比較してみて、自分の希望条件に合う方法を選びましょう。

	不燃ごみ	ごみ処理施設	戸別収集	リサイクル ショップ	不用品回収業者
料金相場	ごみ袋代	100円〜 ※東御市のクリーンセンターは400円〜	300円〜 ※東御市では戸別収集をおこなっていません。	＋10円〜	3,000円〜 ※三井金属のエコスタンドなら安く処分できます！
手間	集積所まで運び出し	車に積み込み、運搬、荷下ろし	・電話予約 ・家の外まで運び出し	車に積み込み、運搬、荷下ろし	電話予約
処分日時	朝の決められた時間	各施設の受付日時のみ	指定された日時	店舗の営業時間内	好きな日時に回収可能
収集日	平日のみ （週1〜2日）	平日のみ	平日のみ	土日祝もOK	土日祝もOK ※三井金属は日曜のみ定休日です。

不用品の回収事例

長野県東御市にある三井金属では、ご自宅にある不用品の回収をおこなっています。

東御市、小諸市、立科町、上田市など幅広いエリアのお客様にご利用いただいております。

ここでは、過去に引き取った不用品の回収事例を紹介します。

小諸市の回収事例

小諸市に在住の方にプラスチックごみや不要となったお子さんのおもちゃなどを当社の「エコスタンド」へお持ち込みいただきました。

当社ではオートマ仕様の軽トラックの無料貸出も行っております。エコスタンドへ不用品をお持ち込みの際は、ぜひご利用ください。

また、エコスタンドで処分手数料をお支払いいただくとTポイントが貯まります。Tポイントカードをお持ちの方は忘れずにご持参ください。

御代田町の回収事例

御代田町在住の方にご依頼いただき、ご家庭のさまざまな不用品の回収に伺いました。

運び出しから積み込みまで、すべて当社の作業員で担当させていただきました。

重たくて運び出せない不用品や多量のごみなどにお困りの方は、三井金属におまかせください。

水槽の捨て方まとめ

水槽の捨て方は、全部で5つです。

・小型の水槽は不燃ごみに出す
・ごみ処理施設へ持ち込む
・自治体の戸別収集を利用する
・リサイクルショップで買い取ってもらう
・不用品回収業者に回収を依頼する

「小型の水槽を処分したい」
という場合は、不燃ごみの収集日に出す方法が手軽です。

「複数の不用品をまとめて処分したい」
「簡単な方法で処分したい」
という方は不用品回収業者の利用を検討してみてください。

不要な水槽の処分は三井金属におまかせください！

長野県で水槽の処分をお考えの方は、三井金属におまかせください。

当社ではさまざまな不用品の回収を行っております。

水槽の処分料金は以下が目安となります。詳しい料金はLINEからお気軽にお問い合わせくださいませ。

【エコスタンドへのお持ち込み】

プラスチック製の水槽：1kgあたり75円（税別）〜
ガラス製の水槽：1kgあたり30〜50円（税別）〜

【訪問回収】

3,000円（税別）〜

※訪問回収は1点から承りますが、最低料金は3,000円〜となります。あらかじめご了承くださいませ。

三井金属は1956年の創業からリサイクル事業を展開してきました。一般のお客さまでも気軽に利用できるようにサービスも充実しています。

・ご家庭の不用品を持ち込める「エコスタンド」
・専門スタッフがご自宅へ伺う「ごみの回収」
・自治体の回収が間に合わなくても安心の「家庭ごみ定期回収」
・遺品整理士がお手伝いする「終活・生前整理」

不要な水槽の回収はもちろん、その他の不用品もまとめて処分いたします。
まずはLINEからお気軽にお問い合わせください。

【LINEからのお問合せ方法】

①このページの下部にある「LINEでお問い合わせ」を押します。

② 三井金属のLINEアカウントが出てくるので「追加」を選択し、友達に追加してください。

③友達に追加したら「トーク」を選択し、「不用品の回収を依頼したい」「軽トラックを借りたい」などご要望に合わせて簡単なメッセージを送ってください。

不用品の写真を送っていただくと、処分手数料や買取価格などおおよそのお見積り金額を出すことも可能です。

④ 不用品の種類や量、回収日時などを打ち合わせさせていただき、予約完了となります！