不要となった着物の捨て方にお悩みではありませんか？「なんとなく、ごみに出すのは抵抗がある」「捨てるのはもったいない」という方が多いのではないでしょうか。今回は買取やリサイクルなども含めて、着物の5つの捨て方を解説します。それぞれの特徴や手順をチェックし、自分の納得できる方法を選びましょう。

可燃ごみや資源ごみに出す

一般的に、着物は「可燃ごみ」や「資源ごみ」に出すことができます。多くの自治体では、着物の状態によってごみの分類を定めています。

たとえば、汚れや破れが目立つ着物は再利用が難しいため「可燃ごみ」に分類される場合がほとんどです。

一方で、目立った汚れや破れがない着物は「資源ごみ」に分類されることが多いでしょう。

東御市でも汚れや水濡れ、破れのある着物は「もやせるごみ」に、そうでない着物は「資源物」に出すよう定められています。

お住まいの自治体のごみ出しパンフレットなどをよく確認し、ルールに従って出してください。

自治体の古着回収ボックスに入れる

多くの自治体では、公共施設などに古着回収ボックスを設置しています。このような古着回収ボックスは紙袋やビニール袋に着物を入れて持ち込むだけなので、処分が簡単に済みます。

回収された着物はリサイクル工場などで加工され、資源として再利用されます。「着物を捨てるのは抵抗がある」という方も、この方法なら処分しやすいのではないでしょうか。

ただし目立つ汚れや臭いが残っている着物は、基本的に持ち込めません。自治体によって細かいルールが決められているため、回収ボックスに持ち込む前によく確認してください。

なお、東御市では古着回収ボックスを設置していません。資源物となる着物はきちんとたたみ、各地域のストックヤード（物置）に出しましょう。

リサイクルショップで買い取ってもらう

不要な着物をリサイクルショップで買い取ってもらう方法をご紹介します。

状態の良い着物や友禅染め、上布など相場の高い着物であれば、高く買い取ってもらえる可能性があるでしょう。

着物の証紙を保管している方は、一緒に持参することをおすすめします。証紙は厳しい品質基準をクリアしている証なので、高い査定額が付きやすくなるのです。

注意点として、リサイクルショップのスタッフの多くは着物の専門知識を持っていません。そのため、相場より査定額が低くなってしまうことも考えられます。

心配な方は複数の店舗で査定してもらい、納得のいく金額で売却しましょう。

【買取までの流れ】

①各リサイクルショップの営業時間内に、店舗の買取窓口まで着物を持ち込みます。

受付の番号札を受け取り、査定完了まで店内で待ちましょう。

②査定が終わると番号で呼ばれ、買取金額を伝えられます。

③金額に納得できれば買取契約書に記入し、契約成立となります。

※契約時には身分証明書の提示が必要となるため、必ず持参してください。

土日や祝日は店が混み合い、査定まで長い待ち時間が発生することもあります。
できるだけ時間に余裕を持って持ち込みましょう。

着物買取サービスを利用する

「着物を1円でも高く売却したい」という方は、着物買取サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

着物買取サービスとは、出張・宅配・持ち込みなどで着物の査定・買取をおこなっているサービスのこと。

このようなサービスの多くは着物の専門知識を持ったスタッフが在籍しているため、相場以上の価格による買取が期待できます。

着物買取サービスを選ぶ際は、次の4つの条件を事前に確認しましょう。

・出張・査定が無料
・キャンセル手数料が無料
・高価買取の実績がホームページなどで公開されている
・査定額に納得できない場合はすべて返却してもらえる

上記の条件を満たしているサービスであれば、安心して査定を依頼できます。

できれば3〜4社に査定を依頼し、最も高く買い取ってくれるサービスを選ぶことをおすすめします。

【買取までの流れ】

①電話やメールで着物の出張査定を申し込みます。店頭への持ち込みや宅配による査定なども選べます。

②予約日当日、査定に立ち会います。
金額に納得できればその場で契約し、代金を受け取ります。

査定方法や査定額などに不安や疑問を感じた場合は、その場でよく確認しましょう。

契約の際は運転免許証やマイナンバーカードの確認が必要となるため、事前に準備しておくとスムーズです。

不用品回収業者に回収してもらう

「着物以外の不用品もまとめて処分したい」という方には、不用品回収業者の利用がおすすめです。

不用品回収業者とは、ごみや不用品をまとめて回収してくれる民間業者のこと。家具や家電、家庭ごみなどあらゆる不用品を分別不要で回収してくれます。

片付けや引っ越しに伴うごみや不用品にお困りの方は、この機会にまとめて処分してはいかがでしょうか。

不用品回収業者は訪問回収が一般的ですが、不用品の持ち込みを受け付けている場合もあります。持ち込みの場合は出張料金がかからないため、安く処分できますよ。

【回収の流れ】

① 不用品回収業者に電話やメール、LINEなどで問い合わせ、回収が可能な日時を確認しましょう。

②予約した回収日に作業に立ち会い、処分手数料を支払います。

【料金相場】

3,000円〜（持ち込みの場合は、ごみの処分代のみ）

不用品回収業者は「トラック1台につき3,000円〜」というように、処分料金が定められています。

単品だと割高になることもありますが、複数の不用品を処分する場合は自治体よりお得に処分できることもあるでしょう。

三井金属では訪問回収のほか、不用品を安く持ち込める「エコプラント」も運営しています。着物やその他の不用品を手軽に処分したい方は、ぜひご利用ください。

無認可の業者に注意！

不用品回収業者を選ぶ際は、無認可の業者を選ばないように注意しましょう。

家庭から出るごみを処分できるのは市町村から「一般廃棄物収集運搬業」の許可を受けた業者に限ると法律で決められているためです。

無認可の業者がごみを不法投棄したり、高額な処理料金を請求したりするケースも少なくありません。

市区町村からの許可を受けた業者は必ず許可証を持っているので、依頼する前に確認するようにしましょう。

着物の捨て方は全部で5つ

今回は、着物の5つの捨て方をご紹介しました。

・可燃ごみや資源ごみに出す
・自治体の古着回収ボックスに入れる
・リサイクルショップで買い取ってもらう
・着物買取サービスを利用する
・不用品回収業者に回収してもらう

「手軽な方法で着物を処分したい」
という方は、自治体のルールに従って可燃ごみや資源ごみの収集日に出しましょう。

「価値ある着物を売却したい」
という方は、着物買取サービスの利用を検討してみてください。

「ほかの不用品もまとめて簡単に処分したい」
という方には、不用品回収業者の利用がおすすめです。

不用品の回収事例

長野県東御市にある三井金属では、ご自宅にあるさまざまな不用品の回収をおこなっています。

東御市、小諸市、立科町、上田市など幅広いエリアのお客様にご利用いただいております。

ここでは、過去におこなった不用品の回収事例をご紹介します。

上田市の回収事例

上田市に在住の方に、不要となった衣類を当社の「エコスタンド」へお持ち込みいただきました。

当社ではオートマ仕様の軽トラックの無料貸出も行っております。エコスタンドへ不用品をお持ち込みの際は、ぜひご利用ください。

また、エコスタンドで処分手数料をお支払いいただくとTポイントが貯まります。Tポイントカードをお持ちの方は忘れずにご持参ください。

小諸市の回収事例

小諸市在住の方にご依頼いただき、衣類や布団、額縁などさまざまな不用品の回収に伺いました。

【before】

【after】

運び出しから積み込みまで、当社の作業員で対応いたします。重たい家具や多量の不用品もおまかせください。

お見積もりは無料ですので、LINEやお電話からお気軽にお問い合わせください。

不要な着物は三井金属におまかせください！

長野県で着物の処分をお考えの方は、三井金属におまかせください。

三井金属は1956年の創業からリサイクル事業を展開してきました。一般のお客さまでも気軽に利用できるようにサービスも充実しています。

・ご家庭の不用品を持ち込める「エコスタンド」
・専門スタッフがご自宅へ伺う「ごみの回収」
・自治体の回収が間に合わなくても安心の「家庭ごみ定期回収」
・遺品整理士がお手伝いする「終活・生前整理」

不要な着物の回収はもちろん、その他の不用品もまとめて処分いたします。まずはLINEからお気軽にお問い合わせください。

【LINEからのお問合せ方法】

①このページの下部にある「LINEでお問い合わせ」を押します。

② 三井金属のLINEアカウントが出てくるので「追加」を選択し、友達に追加してください。

③友達に追加したら「トーク」を選択し、「不用品の回収を依頼したい」「軽トラックを借りたい」などご要望に合わせて簡単なメッセージを送ってください。

不用品の写真を送っていただくと、処分手数料や買取価格などおおよそのお見積り金額を出すことも可能です。

④ 不用品の種類や量、回収日時などを打ち合わせさせていただき、予約完了となります！

※エコスタンドへの持ち込みはご予約不要です。